この世界に存在するモノの百科事典を作る〜Sumally
株式会社サマリーが運営するユニークなSNS「Sumally」。“Sumally”とは、sum(足す)とall(全て)をくっつけて、「すべてを足しあげる」という意味を込めて作った造語らしい。そしてSumallyは「この世界に存在するモノの百科事典を作る」ことを目指している。
アイテム検索すると、あらゆるモノが「写真と概要とレコメンドなど」で紹介される。すべてSumallyユーザーが登録したものであり、検索できなければ、自ら新たに登録もできる。使い方としては、モノに対して「want it(欲しい)と「have it(持っている)」を2択し、自らのwantsリスト&havesリストを作成。また、自ら登録したモノのaddsリストも作れる。
いわば自らの「愛着モノギャラリー」をネット上に作れる仕組みである。また、ライフスタイルや趣味嗜好が合う人をフォローでき、逆にフォロワーもつく、というSNSならではの仕立てになっている。さらにお気に入りのものを購入できるサイトページへの導線も設けられている。
以下は、僕のhavesギャラリー「my favorite elegance」。厳選愛着アイテムがずらり。こうして並べてみると、壮観である。それぞれのモノにまつわるストーリーも次々と脳裏に浮かぶ。個々のアイテムをクリックすると、このアイテムが含まれる他の人のフォルダが表示される。それを順次辿りながら、モノを通じて同じような感覚を持つ人のライフスタイルを垣間見るのも楽しい。どんどん欲しいものが増えていく、という側面もあるが・・・。ほんとうに欲しい愛着の逸品を探す、そして見つかったら手に入れて、自らのコレクションギャラリーに加える。そんな楽しみ方ができる。それがSumallyなのである。
最近、CMでもおなじみの「サマリーポケット」なる新サービスも開始。月額250円〜の収納サービスで、自らの愛用品の数々を預け、そのすべてを写真でデータ化。いつでもPC・スマホから自らの愛用品ギャラリーを確認でき、1点単位で取り出しも自由。翌日には手元に届く。また、ヤフオクへの出品も可能で、最短5秒で手続完了。落札者への発送も代行してくれる。モノの百科事典から、モノそのものの管理、そしてリユース市場の創造へ。Summallyの新たなチャレンジが始まっている・・・
Text by 濱本益元
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